ブログとTwitterの違い – あるいはEvernoteとDropboxの使い分け

わたしが文章を発信する場として、このブログのほかにTwitterがあります。

これまで、なんとなく書く内容を使い分けてきましたが、自分なりの違いに気がついたので、まとめてみます。

 

もともと、わたしが先に開設したのはTwitterアカウントでした。

旅行で訪れた場所や、参加したイベントについてときどきつぶやいていましたが、知り合いも少なく、あまり活発に発言していませんでした。

それが、何回か勉強会に参加するうちに知り合った人のブログを読んだりして、自分でもまとまった文章を発表する場所がほしいと思ったのがきっかけで、このブログを開設。

そのうち、読んだ本などもブログで紹介するようにしました。

 

これに対してTwitterはというと、誰かの発言やウェブサイトなどで見つけたものに対して、反応を返すつぶやきが増えてきました。
どうしてだろう? と思って自分の気持ちに着目すると、「○○に行って楽しかった!」とつぶやくよりも、「○○に行きたい! 楽しそう!」という気持ちをつぶやくほうが抵抗がないということに気づいたのです。

 

つまり、ブログは主に過去を向いているのに対し、Twitterは未来を向いている。

そんな方向性の違いがぼんやりと見えてきました。

 

内向型のわたしにとって、外から受けた刺激は、いったん自分の中で消化して、じっくり文章化する時間が必要なのだと思います。

 

なにかが終わってすぐ「楽しかった!」という気持ちをつぶやこうとしても、表現をあれこれ考えすぎてしまって、あまり発言できない…。
もし、わたしと同じようにそんなふうに感じている方がいたら、焦らず自分の考えがまとまるまで待ってみるのも良いのではないでしょうか。

 

そんなことを考えていたら、EvernoteとDropboxの使い分けもこれに似ていることにも気づきました。

 

いまや世の中には多くのクラウドサービスがありますが、その中でも代表的なこのふたつ。

Evernoteにはリマインダー機能もあることから、行きたいイベントの記事やチケット番号を保存したりしています。

Dropboxは、もう少し長い期間保存しておきたい書類、何度か読み返したいフライヤーやポスターなどを入れています。

 

これ以外のサービスでも、現在・過去・未来という時間軸に着目して、どれにより向いているか? を考えることで、うまく使い分けられるようになります。

 

 

もちろん、厳密に使い分けることが目的ではなく、ざっくりと決めておくことで、どちらを使おうかと無駄に迷うことがなくなるメリットがあります。

逆にデメリットとしては、このブログのカテゴリーにうまく入らないイベントの感想がアウトプットできなくなるというのが目下の悩み(笑)

そこはまた考えていきたいです。