はるか昔、人々がたがいの言葉を伝える手段として発明した文字。
それから、その文字を書き残す手段はさまざまに移り変わってきました。
紙が発明され、筆やペンが生まれ。
やがて印刷が発明され、活字が登場し。
コンピュータが発明され、フォントが身近なものとなり。
そんな文字と印刷の歴史にふれることができるのが、東京にある印刷博物館。
地下鉄の後楽園駅から西に10分少々。
またはJR・地下鉄の飯田橋駅から、北に10分少々。
地図を見たらJR飯田橋駅の西側にあるので西口から出たのですが、東口のほうが近いようです(^_^;
道中にTOPPAN(凸版印刷)の看板が出ているので、それほど迷わずにたどり着けました。
こ、これは、凸版印刷のパイロン!(^_^)
トッパン小石川ビルの中を抜けていくと、古今東西の文字で彩られた素敵な看板が見えてきます。
入場料は一般300円。
館内は撮影禁止でしたが、昔の貴重な印刷物、印刷機から写植機まで、文字と印刷にまつわるあらゆるものが凝縮された展示で、とても見ごたえがありました。
訪れたときは予定が合いませんでしたが、実際に活版印刷を体験できるワークショップや、ガイドツアーもあるようです。あこがれのベントン彫刻機が!(笑)
また、1Fのギャラリーでは「見せ方の進化- 仮想現実の世界まで」と題した企画展が6/5(日)まで開催中。(こちらは入場無料)
印刷だけでない、これからの表現技術として、ARやVRが紹介されていました。
文字好きだけでなく、紙ものや印刷に関心がある方も楽しめる博物館。
機会があればぜひ足をお運びください。
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