はじめに、簡単な質問をいくつか。
「はい」か「いいえ」でお答えください。
- グループより1:1の会話を好む
- 文章のほうが自分を表現しやすい
- ひとりでいる時間を楽しめる
- 「物静かだ」「落ち着いている」と言われる
- 外出して活動したあとは、たとえそれが楽しい経験だったとしても、消耗したと感じる
どれくらい「はい」があったでしょうか?
「はい」のほうが多かった人は、内向型人間の可能性が高いです。
逆に「いいえ」のほうが多かった人は、外向型人間の可能性が高いことになります。
ちなみに、わたしは全部に「はい」と答えました(^^;)
内向型の人、ぜひこの本をお読みください。これはわたしたちのための本です!!
外向型の人も、家族や知り合いに外向型人間はきっといるはず。そういう人と自分の違いを考えながら読んでみてほしいです。
内向というと、引っ込み思案とか、内気といった形容をされて、あまり良くない印象を持つ人も多いと思います。
実際、わたしも子供の頃からそう言われ続けて、それは直さないといけない性格のように思いこまされてきました。
けれど、実は、そんなことはまったく無いのです。
単に、世の中には「内向型」「外向型」という性質の違う二種類の人間がいるというだけのこと。
世の中に右利き人間が多いから、いろんなものが右利き中心に作られて、左利き人間が不便に感じているように。
たまたま、いまの世の中が外向型中心社会だから、内向型にとって居心地の悪いことが多いだけのこと。
でも、だいじょうぶ。
内向型には内向型にしかない強みがあって、それを正しく伸ばすことで、大きな力を発揮することができます。
じっさい、内向型人間は左利き人間ほど少数派ではなく、アメリカ人の1/3〜1/2 は内向型人間だそうです。
典型的な外向型にみえるアメリカでさえそうなのだから、日本では、もっと多いかも。
ちなみに、内向型・外向型という言葉を生み出したのは心理学者のユングという人。
フロイトとアドラーという二人の心理学者の違いを見て、フロイトは外向型、アドラーは内向型という分類をしたと言われています。
アドラー心理学は、最近日本でも人気ですね。
今のような時代だからこそ、内向型の力はますます重要になってくるのだと思います。
たとえば、内向型が活躍できる場所はどういうところがあるか。
あるいは、どうしても外向型のように振る舞わないといけない場合は、どうしたらいいのか。
そういったことも、これからブログで少しずつ話していきたいと思います。