前回は Google Fonts によるWebフォントの使い方を説明しました。
今回は、それ以外の日本語フォントサービスを紹介します。
まず紹介するのは、TypeSquare。
TypeSquare は日本の大手フォントメーカー、モリサワによるWebフォントサービス。
プロ向けの印刷物にも使われる、高品質なフォントが多数ラインナップ。
でも、お高いんでしょう…?
と思いきや、なんと。
会員登録することで「1万PV/月」「1ドメイン」「1書体」にかぎり無料で使える「スタンダード無料プラン」が利用できるのです!(2016年3月10日現在)
メールアドレスと氏名・住所などを入れて会員登録後、ログインすると、プランの設定詳細が見られます。
まず試してみて、本格的に使いたくなったら、有料プランに移行できるというのは嬉しいですね。
大好きな丸明朝体フォント、「解ミン」も使えます!
また、既にモリサワのフォントライセンス「MORISAWA PASSPORT」を契約している方は、追加料金なしで TypeSquare が使用可能です。
テキスト装飾の CSSサンプル集も参考になります。(会員登録しなくても見られます)
その他、日本語フリーフォントが使えるWebフォントサービスは、以下のようなものがあります。
最後に、Webフォントを使う際の注意点。
日本語の特徴は、数字・記号・アルファベットだけでなく、ひらがな・カタカナ・そして漢字と、多くの文字が必要なこと。
そのため、フォントデータの読み込みに時間がかかることがあります。
また、古いブラウザではWebフォントの表示に問題があることも。
ただ、今後の技術の進歩やサービスの広がりによって、ますます便利になることは間違いないでしょう。
ブログやウェブサイトを運営される方は、ぜひ一度 Webフォントという世界を覗いてみてください。
さくらのレンタルサーバで、モリサワの日本語Webフォントが無料で使える! | 凪の渡し場
2016年7月1日 at 21:29[…] 以前、モリサワの日本語Webフォントサービス「TypeSquare」をご紹介しました。 このサービスでは、無料で一種類だけフォントが使えるというのが特徴ですが、見出し・本文など、複数の […]