今回のあいちトリエンナーレ2016では、名古屋駅(名駅)地区でも作品が見られます。
まずは、セントラルタワーズ(ジェイアール名古屋タカシマヤ)から。
2016 なつやすみファミリーフェスティバル 第2弾
待ち合わせ場所として有名な金の時計、その北側から1Fに入ると、クローゼットの靴や衣装をモチーフにしたという佐藤翠さんの作品が8/22(月)まで展示中。
また、トリエンナーレとは直接関係ないですが、12F(タワーズプラザレストラン街)には、レゴブロックでパックマンや名画を再現したアートが。こちらも8/31(水)までだそうなので、お早めに。
そして、今年2016年の6月にオープンしたばかりのJPタワー名古屋(KITTE名古屋)。
KITTE名古屋(キッテ ナゴヤ)オフィシャルホームページ
将来的には、セントラルタワーズの西にできるJRゲートタワーとつながる予定ですが、ゲートタワーは2016年8月現在、まだ工事中。
今のところ、仮設通路を通るか、地下街(10番出口すぐ)からのアクセスが便利です。
仮設通路から行く場合、金の時計前から、エスカレーターで2Fテラスへ。
左手に、仮設通路への入口があります。冷房がないので、ちょっと蒸し暑い。
吹き抜け部分には、なんともゴージャスな金のシャチホコ(GOLD FISH)がお出迎え。
これはトリエンナーレの作品ではなく、もとからある祐成政徳さんの作品。
奥のほうには、ちょっとしゃっちょこばった銀の置物が。これも名古屋駅の金の時計・銀の時計を意識しているのでしょうか?
ちなみに、その横では21日まで「名駅物語」と題して、名古屋駅周辺の歴史をふりかえるパネル展示が行われています。
KITTE名古屋は名前の通り、名古屋中央郵便局の跡地にできたのですが、そもそも何故郵便局が駅前にあったのか?
それは、郵便物を鉄道で運んでいた時代の名残だそう。
同じように、東京駅の丸の内口にも東京中央郵便局があり、先行して同じ「KITTE」という名前を冠した商業施設になっています。
東海道線で結ばれた、名古屋と東京のゆかりを感じます。せっかくなので、東名ロゴ比較も。
さて、2F貫通通路を進み、ようやくトリエンナーレ作品にたどり着きます。
森北伸さんの作品(N-67)。ちょっと案内がわかりにくいのですが、壁に埋め込まれたショーケースの中の彫刻がそれでしょうか。
さらに奥まで進むと、窓にステンドグラスのような絵が。
ほかにも、細かい調度品や内装が凝っていたり、個性的な雑貨屋や飲食店も多かったりと、何度も足を運びたくなるビルです。
どんどん変貌を遂げていく名駅地区。これからの未来を想像しつつ、アートを楽しみましょう。
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