よりみちしてみないと、正しい道はわからない

限られた時間の中で、寄り道をすることなく、まっすぐに正しい道を歩いていきたい。

そんな考え方もあると思います。

けれど、人生の中で、正しい道というのがはっきり見えているとは限りません。
寄り道をして、それがたとえ行き止まりや回り道だったとしても、それがわかったことで、進むべき道がはっきりする。

それなら、それはけっして無駄なことではないと思います。

逆に、ちょっと息抜きにと寄り道したことが、あとあと大きな意味をもってきて、実はそれが正しい道につながっていた…ということもあります。

 

人生を、自分だけの物語だとするなら、それは「伏線」とよびます。

 

思い切って参加してみたセミナーで、思わぬ知り合いに会って、別の一面を垣間見たり。

今まで興味がないと思っていたことが、やってみたら案外面白くて、自分に向いているかも、と思ったり。

 

振り返ってみると、長いようでいて短い人生、まだやったことのないこと、行ったことのないところがたくさんあります。
それらの中に、この先、新たな物語の伏線が隠れているかもしれないと思うと、なんだかわくわくしてきます。

そう思えば、寄り道も悪くないものです。

心地よく文章を書く、心強い味方 – ATOK2016

あなたは、パソコンで文章を書くことは好きですか?

もし好きではないなら、理由はなんでしょうか。
ひょっとして、その理由のひとつが、文章の書きづらさにあるのだとしたら。

 

たとえば、漢字が思うように変換できない。

たとえば、ミスタッチで変な文字列が入力されてしまい、イライラしながら入力をやり直す。

 

文章を書く道具を変えてみることで、そんな不満が解消されるかもしれません。

 

今回は、わたしにとって、心地よく文章を書くための心強い味方、ATOK(エイトック)をご紹介。
日本語入力システム | ATOK 2016 for Mac | ジャストシステム

子供の頃にワープロを買ってもらって以来、文章を書くことが好きなわたし。
使うものがWindowsパソコンやMac、iPadなどになっても、それは変わりません。

でも、標準の入力システムにはどうしても満足できなくて、もう何年もATOKを使っています。

今年も最新バージョンが発売されたので、さっそく購入しました。

もともと特長とする、変換の正確さ、効率の良さも毎年着実にバージョンアップしています。

それに加えて今回の目玉機能は「ATOKインサイト」。
これは、今ブラウザやメールで見ている画面に応じて、推測候補を切り替えるというもの。
実際に、ATOKのホームページを見ながらこのブログを書いていますが、「ATOKイミクル」「ATOKタイプコレクト」などの機能名が自動的に表示されてきて感動的です。

今後、他の記事を書くときにも重宝しそうです。

atok_01

ちなみに「ATOKタイプコレクト」は、指がホームポジションからずれたときも自動で修正するというもの。これはわざと試すものではないので、まだ効果を実感できていません(笑)

ATOKイミクル」は、選択した単語を辞書で調べられるというもの。
単語だけでなく、単漢字情報も表示できるようで、これがちょっと面白い。

異体字、音読み・訓読み、部首読み、各種文字コードなど、いろいろな情報が表示されます。

atok_02

「単」は小学四年生で習う文字で、部首は「つ」と読むのですね!
しばらく、いろんな文字の情報を出して遊べそうです。

 

ATOK2016の単体購入はパッケージ版10,044円 (税込)、ダウンロード版7,344円 (税込)。
以前のバージョンを持っている場合、もっと安く購入できます。

また、定額制で常に最新版が使える ATOK Passport というものもあります。
毎年、そろそろ定額制にしようかと思いつつ、つい忘れて単品購入してしまいます(^^;

 

文章を書くのであれば、その道具にもこだわりたい。ということでATOKの紹介でした。

他県人の視点から見た広島の魅力 – 広島はすごい

「広島県究極のガイドブック」をもらいに、栄に行った日。
ついでに覗いた本屋さんで、なんともストレートなタイトルの新書を見つけました。

著者は日本経済新聞社の広島支店長。北九州出身で、大学からは東京で暮らしていたといいます。

広島に赴任して一年でその魅力に取り憑かれ、アウトサイダーの視点から本書を出版したそう。まさか、このブログの広島偏愛シリーズと、コンセプトがほぼ一致する本が現れるとは(笑)

 

ブログでも取り上げたパン屋さん・アンデルセン

2016年現在、セントラルリーグのペナントレースを独走中の広島東洋カープ。

個性的なクルマづくりが評判を呼ぶマツダ。

そんな現代の有名企業・団体のエピソードをはじめ、戦国時代に瀬戸内海を制覇した村上水軍などの歴史から、広島人の気質を読み解いていきます。

 

とくに好きなのは「へじゃがのう(それはそうだが)…」という広島弁が語られるくだり。

これは、庄原市で人間幸学研究所を主宰する和田芳治さんの口癖とのことです。

このことばには、常に物事の対極を考える、世間で常識とされていることを別の視点から考えてみるという姿勢があらわれています。

実際に広島が地元の方からすれば「それは違う!」と言われかねないのではという気持ちもありつつ、このような本を書きたくなってしまう人がいて、実際に出版されてしまうほど、ふしぎな魅力にあふれた街なのだと思います。

 

あっ、ただですね。

名古屋人としては、家電量販店・エディオンの前身はデオデオだけじゃなくてエイデンもですよ! とだけは言わせてください(笑)

グループ沿革|企業情報|家電と暮らしのエディオン

エディオングループは、「買って安心 ずっと満足」のコーポレートメッセージのもと、お客様から安心と信頼をいただける企業として、企業価値の向上に努めてまいります。店舗数家電量販店ナンバー1 日本各地に1,200店舗を越える家電流通ネットワークのエディオングループ

 

未読ですが、和田さんの著書も読んでみたくなりました。これもまた、常識を逆手にとったタイトルで気になります。

 

I(アイ)を知り、愛を知る – 野望の会 in 名古屋 feat.cotola 〜どえりゃー魅力がだだ漏れとる!編〜

今回は、2016年7月2日に開催された「野望の会 in 名古屋 feat.cotola 〜どえりゃー魅力がだだ漏れとる!編〜」に参加しての感想を。

講師は、プロフェッショナルコーチ・大下千恵さん。

ただし、野望の会というのは、講師の話を聞くスタイルではなく、参加者自身がたがいの野望を語り、聞くというもの。
詳しくは、cotola(現・イベトラ)を主催するみやさんのサイト・みやの宝箱をご参照ください。

みやさんは、実はわたしがブログをはじめるきっかけをくれたり、人生を変えるほど影響を受けているといっても過言ではない、尊敬している人なのです。
そんなみやさんが推す「野望の会」が名古屋で開催されるとあって、告知があったその日に、真っ先に申し込みました(^^)

 

そんな野望の会。結論から言って、今までに経験したことのない楽しさ・喜びを感じることができました。

4人ほどのグループに分かれて、一人3分間、自分の野望を語る。他の人(テーブルメイツというのだそう)は、その話を全力で受け止め、感じたことをカードから選ぶ。

テーブルメイツは、あえて知り合いが固まらないようにグループ分けされたとのことですが、ほぼ初対面の相手に対して話をするのは、ほんらいわたしのような内向型の人間には難しいこと。

けれど、野望の会では、ルールの力を強制的に借りることで、壁を破ることができます。

最初と最後で、打ち解け感がまるで違うと言われたのが印象的でした。

一回のセミナーでここまで打ち解けられることはなかなかないので、内向型人間にとってもオススメできる会だと思います。

 

わたしのグループでは、なにげなく発した言葉から「愛」というカードが選ばれて盛り上がる一幕も。

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話をして、フィードバックをもらうことで、いままで気づかなかった内面にふれることができます。

自分のことを知ること。

愛を知ること。

うれしさで感極まり、人前で思わず泣きそうになってしまいました。

最後は、テーブルメイツから一枚ずつカードを贈られます。
わたしがいただいたのは、こちらのカード。

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とくに、いままで自信というものがあまりもてなかったので、自信のカードをもらったことが意外でもあり、うれしくもあり。

主催者のみなさんと、テーブルメイツのみなさんに感謝を。

おまけ。

会場となった国際センターのロゴ。なかなかかわいいです(^^)

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ドニチエコキップで、名古屋の観光とまちあるきを楽しむ

今回は、名古屋の地下鉄・市バスで使える一日乗車券、ドニチエコキップのご紹介。

 

名前のとおり、土曜と日曜に加え、祝日と毎月8日に使えます。

なぜ8日かって?それは名古屋市の市章が「八(まるはち)」だからです(^^)
尾張徳川家に由来するこのマーク、地下鉄やバス、街中のマンホールなど、いろんなところに隠れています。
まるはちを探すまちあるきも面白そうですね。

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ドニチエコキップの購入場所は、駅の有人改札や駅長室、自動券売機など。
バス車内でも買えますが、売り切れものことも多いので注意。終点が地下鉄駅の場合は「駅で買ってください」と、そのまま乗らせてもらえることもあります(笑)

通年で販売していますが、不定期に、何かのイベントを記念した図案のドニチエコキップも発売されます。これらは自動券売機では買えません。

いまほしいと思っているのは、8月11日からはじまる、あいちトリエンナーレ2016の記念きっぷ。
トリエンナーレを機に、他地域から観光に来られる方にもおすすめです。
(とは言っても、すぐ売り切れる可能性が高いのでご注意!)

とくに記念きっぷにこだわらないのであれば、事前に券売機で買うのが一番確実ですね。

注意としては、manacaなどのICカードの残高では買えないことと、土日祝・8日以外でも使える「一日乗車券」(少し高い)と間違えやすいこと。
「ドニチエコキップ」という名前のボタンを選びましょう。

買う日と使う日は別でも問題ありません。最初に改札に通したときに、日付が裏面に記録されます。

 

ドニチエコキップは一枚600円。
地下鉄の初乗り運賃は200円、市バスは共通210円なので、3回以上乗れば元が取れることになります。

また、美術館や動物園などの公共施設、飲食店での割引サービスもあります。自動券売機のそばに、よくパンフレットが置いてあります。

ただし、manacaを使った場合、市バスや他社線を乗り継いだときに80円が自動で割り引かれるシステムがあります。
SuicaやICOCAなど全国共通ICカードでも乗ることはできますが、この割引制度はmanacaだけ。

つまり、manacaを持っていて、割引を受ける施設に寄らないなら、経路によっては、ドニチエコキップを使うより安くなることもあります。

 

とは言っても、一日乗車券の効用のひとつは、旅程の自由度が上がることだと考えています。

途中で、何か面白いイベントを見つけて、寄ってみたい場所ができたとき。

あるいは、知らないところに脚を伸ばしてみたくなったとき。

きっぷを毎回買いなおす必要もなく、運賃を気にすることもなく、自由に行動できるというのは、行動するハードルがぐっと下がります。

ICカードが普及して、前者は解消されましたが、後者は今でも一日乗車券に利点があります。たった数百円の違いでも、心理的な抵抗が違うもの。
もちろん、名鉄など他社線は使えないので、逆に自由度が下がることもあるのですが、名古屋市内のまちあるきであれば、ドニチエコキップを使ったほうが楽しめるのではと思います。

 

そういう視点で「こんな一日乗車券があったらいいな」を考えると妄想も膨らむのですが、長くなったのでまたいずれ。

ドニチエコキップで、名古屋を思い思いに楽しんでみませんか?