今回は、漫画家・こうの史代さんの作品をご紹介します。
一匹の雄鳥が、東日本大震災で生き別れた妻を探して東北各地を巡るという形で描かれたスケッチ集。
震災の爪痕が残る風景。
日常を取り戻しつつある風景。
ときに重いテーマを扱いながら、こうの史代さんが描き出す世界は、いつでもあたたかい。
その世界観が、とても大好きな作家です。
そして、もう一作。
戦中の広島県呉市の日常を描く作品。
こちらは劇場アニメ化が決定しています。
こちらの画像は、クラウドファンディングでの制作支援メンバーを対象にしたメールマガジンで、自由に公開・拡散が許可されたものです。
2016年秋の劇場公開を前に、呉市立美術館で7/23(土)から11/3(木)まで「マンガとアニメで見る こうの史代『この世界の片隅に』展」が開催されます。
お近くの方も、そうでない方も、ぜひどうぞ。
もちろん、わたしも行く予定です!
きっと見る人それぞれに、さまざまな感情を呼び起こす、こうの史代作品。
その世界が、より広がっていくのが楽しみです。
No Comments