あることで頭がいっぱいになって、答えがみつからずに悩んでしまう。
そんなことはないでしょうか。
「下手の考え休むに似たり」ということわざがありますが、「考える」と「悩む」は似て非なるものだと思います。
「考える」は、ちゃんと問題がはっきりしていて、いつか答えが出せるもの。
「悩む」は、そもそも問題もはっきりしていなくて、答えにたどり着けるかわからない状態。
迷路の中をぐるぐるさまよっているようなもので、出口が見えない状態が続くと、心も体も疲れてしまいます。
では、悩みから抜け出すにはどうしたらいいか。
わたしが試していることをご紹介します。
悩みを形にしてみる
イメージタイプの思考が得意な人向け。
頭の中で、自分が迷路の中にいる状態を俯瞰してみたり、ぐるぐるの渦巻きを想像してみる。
頭がぐるぐるしてる、と口に出してみるのもいいかもしれません。
こうすることで、自分を客観的にとらえることができます。
迷っているときは、まず自分が迷っていることを自覚することからはじめましょう。
悩みを分割してみる
こちらは、論理的な思考からの攻め方。
そもそも、何に対して悩んでいるのか? を書き出してみます。
さらに、その原因をどんどん深掘りしていきます。
その原因が、自分でなんとかできることなら、やってみればいい。
自分ではどうしようもないことなら、そもそも悩んでもしかたがない。
「悩む」から、しっかりと「考える」に切り替えるための方法です。
時間を区切ってみる
ある程度は、悩むことも必要と割り切ってしまうのもひとつの考え方。
ただし、悩みすぎで時間ばかりが過ぎてしまう、というのを防ぐために、タイムマネジメントの考え方を取り入れてみましょう。
夜、布団の中で悩んで眠れない…ということがあるなら、しっかり日中に時間をとってみればすっきり眠れるかもしれません。
ラジオとか、ポッドキャストなど、終わりの時間が決まっているものを利用して、その間だけは悩んでもOKとか。
悩みを断ち切るためには、3分間だけ別のことを考えてみる、好きな曲を聴いてみるというのも有効です。
こういう記事を書いているのも、先週まで悩んでいたことがあって、いいかげん行動しようと思ったからなのでした(^^;
今回の方法は悩みへの対症療法であって、原因にまで踏み込んだものではないですが、少しでもお役に立てば。
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