捨てられない人のための取捨選択と集中

一ヶ月ぶりの更新となりました。

ブログの更新頻度が落ちたのは、わたしの環境の変化も関係しているかもしれません。

 

ここのところ、ありがたいことに、いろいろな縁で、いろいろなことに関わらせてもらっています。

新しいことをはじめるには、その分、いままでやってきた何かを犠牲にしなければいけない部分も出てきます。

また、せっかく何かに誘われても、どうしても余裕がなくて辞退してしまうこともあります。

もう少し自分に時間と体力があったら、もっといろいろなことができるのに…と思いながら、取捨選択をしていかなければなりません。

 

取捨選択、これがとても悩ましい。

 

「取」は「拾」と読み替えることもできます。

拾と捨、よく似た漢字で意味は正反対ですが、【拾】は「一つ拾う」、【捨】は「土に捨てる」という覚えかたをしました。

その印象からか、「拾」は一度に一つだけしか選ぶことができないという思いがあります。

あれもこれもと思っても、あれかこれか、どちらかしか選べない。

 

対するに、「捨」は一気に捨ててしまうことができます。

「土」は「十一」に分解できて、両手にあまるものを一度に手放してしまうイメージがあります。

子供のころ、お気に入りだったおもちゃや本を捨てられて、あるいはなくしてしまって、ショックを受けた思い出は、いまでも忘れられません。

その記憶もあって、捨てること、捨てられることに対する恐怖感があるのかもしれません。

 

捨てることに抵抗を感じるのであれば、視点を変えてみましょう。

土に捨てるのではなく、土に埋めると考えたら、どうでしょうか。

埋めたものは、目の前からは見えなくなって、選んだものに集中することができます。

けれど、それはけっして捨てたわけではなく、豊かな土壌をはぐくむ肥やしとなるのです。

あるいはそれが種となって、やがて芽を出し、花を咲かせるかもしれません。

そう、この世の中のすべては伏線でつながっていて、無駄なことなど何ひとつとしてないのですから。

 

いまはちょっとだけ手放したとしても、思いがけない形で手元に帰ってくるかもしれない。

そう考えれば、選択することがすこしだけ楽になります。

 

さくらのレンタルサーバで実現する、ブログの常時SSL化

早いもので12月を迎え、2017年も残りわずかとなりました。

ブログ「凪の渡し場」も気がつくと一ヶ月ぶりの更新となります。

10月までは、毎週一回は更新するというルールを自分のなかで設けていましたが、ブログ以外の活動もあり、優先順位を下げていました。

そろそろ記事にしたいことも溜まり、更新したいと思いながら、その前にもうひとつ、先延ばしにしていたことがあります。

 

それは、ブログの「常時SSL化」です。

 

ブログやWebサイトを運営している人なら聞いたことがあるかと思いますが、世の中の流れとして、Webサイト全体をSSLという仕組みで暗号化することが重要になってきています。

重要ではあるけれど、個人的には緊急度は低い。

また、話を聞くかぎり、なかなか移行作業には手間がかかるようです。

そうして二の足を踏んでいたところ、さくらインターネットから、無料のSSLサーバー証明書が使えるようになったと連絡がありました。

無料SSLサーバー証明書 Let’s Encrypt – レンタルサーバーはさくらインターネット

さくらのレンタルサーバなら、無料で使えるSSLサーバー証明書「Let’s Encrypt」がワンクリックで設定可能です。簡単なステップでサイトを常時SSL化することができ、さらに証明書は自動更新のため、面倒な作業は一切必要ありません

 

 

実際にやってみると、本当に簡単でした。

レンタルサーバのコントロールパネルにログインして、SSL証明書の発行を申請するだけ。

「凪の渡し場」のように独自ドメインで運用している場合にも対応しています。

さらに、WordPressプラグインも提供されており、こちらもFAQに従って有効化するだけで、http→httpsへのリダイレクトや、リンクの置換などを行ってくれます。

【WordPress】常時SSL化プラグインの使い方

対象サービス・プラン さくらのレンタルサーバ、さくらのマネージドサーバ上で稼働するWordPress(ワードプレス)にて、常時SSLを有効にするプラグインを利用する方法について記載しています。 前提条件 設定手順 前提条件・設定例 前提条件 さくらのレンタルサーバ、さくらのマネージドサーバ上で稼働するWordPressでのみ動作し、さくらのVPS、さくらのクラウドや他社レンタ…

 

その後、サイトをブラウザで表示し、エラーを確認します。

テーマによっては、ホームページのヘッダ画像のリンクがhttpのままだったり、アフィリエイトのリンクでエラーになったりすることもあるようなので、こちらについては手動で修正しました。

 

 

さくらインターネットでは、以前にもWebフォントが無料で使えるサービスが開始されて驚いたことがあります。

今回も、個人ブログや小規模サイトを運営している人に向けて、手間を減らして本当にやりたいことに集中できる、とれも嬉しいサービスですね。

もちろん、訪問される方はいままで通り、何も気にせず安心して閲覧ください。

(もしリンク切れなど何か気になった点があれば、教えていただけると助かります)

 

懸案も解消し気分一新、また少しずつ、いろんな視点での記事を公開していきたいと思います。

 

ブログ「凪の渡し場」開設一年をふりかえる

2016年3月6日に開設した、このブログ「凪の渡し場」。

まもなく一年ということで、開設半年と同じように、ブログの歩みをふりかえってみます。

 

まずは、月ごとのアクセス数と、記事数のグラフから。

昨年の10月くらいまでは順調にアクセス数が増えていましたが、その後は伸び悩んでいますね。

あいちトリエンナーレ2016や瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)の会期中は、それに関連したアートイベントの記事が多かった反動で、ペースが落ちています。

ブログの総記事数で割ったアクセス数を見てみましょう。

開設初期は記事数が少ないので無視するとして、これを見ると、8月〜10月が例外的に多く、それが元に戻っただけという見方もできます。

 

次に、一年を通してアクセス数の多かった記事はこちら。

 

  1. 刺激に敏感すぎる自分に振り回されずに生きる方法
  2. 「ルビンの壺」から考える、新しい視点で世の中を見るために大切な三つのこと
  3. はじめての Web Font (2) – Google Fonts
  4. 一人で旅する、瀬戸内国際芸術祭の楽しみ方【準備編】
  5. 名古屋の本屋の中心に – ちくさ正文館と、喫茶モノコト〜空き地〜
  6. 伝統の鉄道文字 – すみ丸ゴシック

半年前と同様、上位4記事にアクセスが集中しています。

1、3、4位は順位もまったく同じ。

唯一、二位だった人生が変わる? 人見知りの一人旅 – 瀬戸内国際芸術祭のみ、7位に順位を落としています。

瀬戸芸の春会期後に放映されたTV番組についての記事だったので、当然といえば当然の結果でしょうか。「楽しみ方」の記事はその後も読まれているようでひと安心。

かわりに、「ルビンの壺」の記事が、最近になってアクセス数が伸びています。

初期に書いたものなので、いまからすると書き方に反省もあるのですが、「新しい視点で世の中を見る」という、このブログらしい記事にアクセスがあるのはうれしいですね。

名古屋屈指の本屋「ちくさ正文館」や、フォントの紹介など、わたしが好きなものの魅力をつたえる記事は、これからも書き続けていきたいです。

ちなみに広島偏愛シリーズの最高位としては、広島新名物・生もみじを買う五つの方法 が13位でした(笑)。そろそろ次回のネタを発掘しに行きたいところ。

 

最近のわたしはといえば、ブログをきっかけとして、いろいろと活動を広げたおかげで、一年前には思いもしなかった人とのつながりができ、いままでにないかたちで人生を楽しめています。

それもあって、ブログを書く頻度は落ちていますが、それもきっと、凪に揺られている途中であればこそ。

 

今後は、もう少しアウトプットの量を増やすことを心がけつつ、わたしのペースで「新しい視点で世の中を楽しむ」を実践していけたらと思います。

 

ブログのプロファイルを魅力的にパワーアップする

いよいよ今年も、残すところあと一か月。

ブログ「凪の渡し場」も、開設から九か月を迎えようとしています。

11月にうれしかったのは、広島在住・「さいんぽすと」のイチさんに、ブログメディア「アシタノレシピ」でご紹介いただけたこと。

読むと前向きなエネルギーをもらえるブログを4つ紹介します!

こんにちは、さいんぽすとのイチ(@kumacharo115)です。 今回は、アシタノレシピ月イチテーマの「読んでてワクワクするとっておきブログを紹介」を書いてみます。 「自分の好きなブログってなんだろ

これまでも何度か、個々の記事がブログやSNSで取り上げられたことはあるのですが、いつもアクセス数が増えるのは一、二日ほど。

それに対して、アシタノレシピからのアクセスは、半月たっても断続的にあり、傾向の違いを感じています。

analytics20161130

また、イチさんの記事がブログの書き手にフォーカスした内容だったこともあってか、「凪の渡し場」のProfileページへのアクセスも少なからずありました。

ところが、そこで直面した問題がひとつ。

ブログとしての「凪の渡し場」のコンセプトは明確にあるので、Aboutページにはそれを反映しています。

それに対してProfileページでは、書き手としての自分の情報をあまり表に出していなかった、というより、はっきり言うと表に出したくなかったのです。

どうやらわたしは昔から、自分のことがあまり好きではないために、自分のことを語りたくない気持ちが強いようです。

 

書き手の顔が見えない、というのは必ずしも悪いことではありません。

文章の価値は誰が書いたかではなく、何が書いてあるかにある、という考え方もあるでしょう。

 

ただ、自分が読み手の立場だったら。

ある小説を好きになると、その作家ごと好きになる傾向が強く、裏表紙や奥付の著者略歴はしっかり読み込むタイプ。

たとえ本名や顔写真を明かしていなくても、似顔絵だったり、書き方だったりで魅力を感じさせる書き手も多いものです。

 

そうであれば、いざ自分が書き手の立場になったときも、そういう読み手を意識したいと思えてきました。

 

とはいっても、自分のことを語りたくない問題をどう解決するか。

 

そこで一計を案じました。

自分のことが好きじゃないのなら、好きなものの力を借りればいい。

 

ということで、今回力をお借りしたのは「みやの宝箱」のみやさん。

みやさんは、もともと「凪の渡し場」を開設するきっかけを作ってくれたお一人でもあり、その後もいろいろと力を貸していただいています。

ちなみに、Aboutページを書き直すときには以下の記事を参考にしました。

ブログやWEBサイトのABOUTページをわかりやすく書くコツ

ブログやWEBサイトを運営されている方は、「このブログについて」や「このサイトについて」といったABOUTページを作成するときにどんなことを書けばいいか迷いませんか? そこで今回は、 ブログやWEBサイトのABOUTページをわかりやすく書くコツ をお伝えしたいと思います。 『みやの宝箱』のABOUTページはつい最近までWEBサイトを立ち上げた当初に書いた文章のままでした。 …

そして、なんと言ってもご本人のプロフ画像(アイコンイラスト)を見ればわかるとおり、描かれるイラストが超かわいい。

みやの宝箱

モヤモヤを解消するヒントが得られるWEBサイト

かわいいもの好きのベクトルがほぼ一致していることはわかっていたので、みやさん視点での、わたしのプロフ画像なら、自分でも好きになれるはず。

 

ということでお願いしてみて、完成したのがこちら。

profile

期待以上、惚れてまうほどかわいい(笑)

さっそくProfileにも反映してみました。

 

そう、アイコンイラストを依頼した意図は、性別を公開するというところにもあります。

イベントやセミナーで先に知り合った方はともかく、ブログやTwitterだけで交流していた方に、性別を勘違いされる経験が多くありました。

ミステリ小説であれば、キャラクターが男性か女性かわからないというのは叙述トリックとして魅力的なのですが、プロファイルとしての魅力はそこにはないかなと思い、はっきりさせてみました。

男性だと知ってがっかりしたという声がないことを祈りつつ、引き続きよろしくお願いします。

 

 

せっかくの自分だけのブログ。

好きなもの、好きなキャラクターなどの力を借りたりして、すこしでも魅力的なものにしてみましょう。

もちろん、著作権にはご注意を。

 

みやさんのアイコンイラストや消しゴムはんこの作成は、以下のページから注文できますよ。

MIYA’s STORE on the BASE

みやが個人で運営しているネットストアです。モノ以外のサービスも提供していく予定です。ご要望、ご不明な点などありましたら、気軽にお問い合わせください。

ブログの記事タイトルに魂をこめる – わたしがハイフンを使う理由

ブログとTwitterの大きな違い。それは、タイトルがあるかないか。

比較的長い文章を書くことになるブログでは、記事の内容を的確に表すためにタイトルが欠かせません。

 

わたしの場合、ある程度書きたい内容を頭の中でまとめたら、実際に文章を書く前に、記事タイトルを先に考えます。

これは、好きな作家のひとりである森博嗣さんの創作法に習ったもの。

 

タイトルを先に決めることで、書くべきテーマが明確に定まり、途中で迷うことがなくなります。

ついつい書きすぎてしまった場合も、読み直してタイトルにそぐわない内容なら思いきって割愛する、という判断材料にもなります。

この手法はブログに限らず、エッセイ・小論文・プレゼン資料・メルマガなど、さまざまなものに応用できます。

 

そして、どれだけ読み手の興味をひきつけるタイトルを考えられるかが、書き手の腕のみせどころ。

「凪の渡し場」の理想とするところは、タイトルを見ただけでも、なんだか楽しそうと思わせる、いい意味で気の張らない雰囲気が伝わること。

それと同時に、ちゃんと内容を伝えられるようにしたいので、本やイベントに関する記事ではハイフン(-)や読点(、)を多用します。

まず、対象となることがらについて自分の視点で表し、それと明確に分けて、対象の正式名称を記載するというスタイル。

文字と路上観察が出逢う夜 – よきかな商店街

水のような、空気のようなフォントを世の中に生み出す人がいる – 文字を作る仕事

 

ちなみに、フォントによっては見分けがつきにくいときもありますが、ハイフン(-)とダッシュ(—)や長音(ー)はそれぞれ違う文字なので、気をつけましょう。

title-2

 

ところで、更新した記事をTwitterなどに流すときのコツとして、タイトルだけではなく、読んでほしいポイントを伝えるようにしたほうがいい、というものがあります。

そのメリットは認めつつも、個人的には、自分のサイトの記事ならタイトルだけで充分なのでは、と思うタイプです。

Twitterのように文字数制限のあるメディアに発信するなら、できるかぎり表現を研ぎ澄まし、シンプルにしたい。

もともと、Twitter以外からブログを訪れた方のために過不足ないタイトルを考えているので、あえて説明を加える必要はないと思っています。

 

ただし、他人のブログであれば、また別の話。

タイトルで書き手が伝えたいと思ったポイントと違うところで共感したり、自分なりの視点でとらえることもあるでしょうから、それを表明することで、ひとつの記事が多面的なひろがりをもっていきます。

 

本にたとえれば、カバーにかけられる帯のキャッチコピーを考えるとわかりやすいでしょう。

基本的には、帯のキャッチコピーは著者自身ではなく、編集者が考えたり、他の作家などが推薦文として寄せたりするもの。

自分が帯を考えるよりは、まずはタイトルで勝負したいところです。