2020年、越境する12冊+読書マップ

2020年も、まもなく終わりを迎えようとしています。

いまだ収束の兆しが見えないCOVID-19により、働きかたも、暮らしかたも大きく変わった一年でした。

そんな中で選ぶ〈今年の本〉。
直接的にコロナ禍を扱った本はなるべく避け、こんな時代だからこそ、本を通して外の世界を知る〈越境〉をテーマに12冊を選んでみました。

また、本をして語らしむる – 読書マップ(仮)のすすめで提唱した読書マップで本どうしのつながりを表し、関連書籍も加えてみます。

去年までの〈今年の本〉記事はこちら。

まずは読書マップから。

では、ひとつずつご紹介します。


0 総記

読書猿「独学大全」(ダイヤモンド社)

「アイデア大全」「問題解決大全」の著作もある読書猿さんの新刊です。

さまざまなジャンルを越境して、学び続けることの意義、その方法までが網羅されていて、ずっとかたわらに置いておきたい本です。

読書マップは、この本でも紹介されている日本十進分類法を参考に作成しました。

1 哲学

住原則也 「命知と天理」(天理教道友社)

日本唯一の宗教として知られる奈良県天理市。

そこを戦前に訪れた松下幸之助は、その壮大な都市計画と、それを生み出す精神に大きな感銘を受けたといいます。

それをヒントに、朝会・夕会や事業部制といった、それまでの産業界の常識を覆す試みを松下電器(現・パナソニック)に持ちこみ、戦後の発展につながります。

哲学(宗教)の分類に入れましたが、産業との越境という観点で楽しめる一冊です。

もう一冊、宗教家の釈徹宗さんと、歌人であり科学者の永田和宏さんによる対談「コロナの時代をよむ」(NHK出版)も越境の対談。
物語(ナラティブ)と情報(エビデンス)、どちらにもかたよらずに、両者の橋渡しをしようとするおふたりが印象的です。

永田和宏さんの歌人としての著作は 9 文学で紹介します。科学者としての著作も多く、未読だったことが悔やまれます。

3 社会科学

松村圭一郎「はみだしの人類学」(NHK出版)

いったん2を飛ばして3へ。

NHK出版の「学びのきほん」は、さまざまな著者による講義がコンパクトに納められ、そのデザインも含めて面白いシリーズです。

釈徹宗さんの本も年末に出版されましたが未読のため、こちらの本を選びました。

分断よりも「はみだし」のある社会でありますよう。

室橋裕和「日本の異国」(晶文社)

ときに画一的といわれる日本の都市にも、それぞれの特徴があり、それぞれの日常があります。

インド、ミャンマー、バングラデシュ…。

さまざまな理由で日本を訪れ、定住した人々が織りなす都市の様相を描き出します。

辺境探検家の高野秀行さんが帯文を寄せるとおり、「ディープなアジアは日本にあった」。ステイホームで異文化を感じられる一冊です。

食文化という観点でリンクする「発酵文化人類学」も刺激的な一冊。

6 産業

北島勲「手紙社のイベントのつくり方」(美術出版社)

多くの大規模イベントが中止となった2020年、いち早くオンラインで新たな試みをはじめた手紙社の北島勲さんの著作です。

オンラインイベントやセミナーも普及が進みましたが、現実のイベント体験との差はまだまだ大きく、これからの進化が気になるところです。

7 芸術

雪朱里「時代をひらく書体をつくる。」(グラフィック社)

フォントは印刷の一分類と考えれば芸術に入るのでしょうか。

もちろん、本づくり・ものづくりは産業とも密接に関わります。

現在のようなデジタルフォントが普及するまえ、活版印刷や写植(写真植字)の時代から文字に携わってきた橋本和夫さんのインタビューをまとめたもの。

技術や社会が変わるとともに、フォントもまた変わっていきます。

今年は〈凪の渡し場〉であまり紹介できませんでしたが、フォントに関する新刊はまだまだ他にもあります。

2 歴史

シャロン・バーチュ・マグレイン「異端の統計学 ベイズ」(草思社)

ここで2に戻りましょう。

といいつつ、一般的な歴史ではなく、ひとつの技術に焦点を当てたり、科学史を経糸にした本がさいきんのお気に入りです。

人工知能の分野などでも注目されているベイズ統計は当初、多くの科学者から異端視され、むしろ学界より産業界で利用がひろがっていったといいます。

これもまた、越境する科学のひとつ。

4 自然科学

加藤文元「宇宙と宇宙をつなぐ数学」(KADOKAWA)

数学は自然科学とは別の学問ですが、ここは10進分類に従います。

数学界の難問のひとつとされるABC予想を解決に導いた、望月新一教授による〈宇宙際タイヒミュラー(IUT)理論〉。「未来から来た論文」とも言われるその斬新な発想を、望月産と親交のあった著者が丁寧に解説します。

元になったのが川上量生さんにより企画されたニコニコ動画の講演というのもユニークです。

科学・数学の本といえば、2020年のノーベル物理学賞を受賞したロジャー・ペンローズの業績を解説する「ペンローズのねじれた四次元」も面白いです。

9 文学

三島芳治「児玉まりあ文学集成」(リイド社)

いよいよ最後の9です。まずはタイトルに〈文学集成〉を冠したこちらのマンガから。

結城浩さんの「数学ガール」に対比すれば、こちらは言わば文学少女。

詩のように改行の多い話し方をする文学的な少女・児玉さんと笛田くん、ふたりだけの「文学部」の活動。

一話ごとに紹介される参考文献も楽しみです。

〈男子が好きなやつ〉として紹介されていた「未来のイヴ」が気になったので読んでみたところ、あのエジソンがアンドロイド(※携帯電話ではない)を発明していたというおどろきのSF小説でした。
男子、好きですよね。

「真鍋博の世界」(PIE)

SFといえば秋に開催された真鍋博展の図録は外せません。

少し感染が落ち着いた時期で、あこがれの筒井康隆さんの講演を聴けたことも幸せでした。

河野裕子・永田和宏「たとへば君 四十年の恋歌」(文藝春秋)

ふたたび永田和宏さんです。乳癌により逝去された妻の河野裕子さんと学生時代から交しあった短歌を収録した歌集・エッセイ集。

四十年という時間をともに過ごす存在がいるということは、いまのわたし想像を超え、つむがれる歌は胸を打ちます。

たとへば君 ガサッと落葉すくふやうにわたしを攫つて行つては呉れぬか

河野裕子 – 「たとへば君 四十年の恋歌」(文藝春秋)第一章より

一日が過ぎれば一日減つてゆく君との時間 もうすぐ夏至だ

永田和宏 – 「たとへば君 四十年の恋歌」(文藝春秋)第六章より

穂村弘「あの人と短歌」(NHK出版)

最後は、歌人・穂村弘さんが各界の短歌が好きな〈あの人〉と語り合う対談集。

昨年「北村薫のうた合わせ百人一首」を紹介した北村薫さんはもちろん、ブックデザイナーの名久井直子さん、翻訳家の金原瑞人さんなど、さまざまな分野との〈越境〉が楽しめます。

対談集を読むと、対談相手の著作にも興味がわき、読みたい本が増えてしまうのが困った(?)ところ。
いわば対談集一冊のなかに読書マップが織りこまれているようなものです。

それでいくと、この本では対談相手はもちろん、穂村さんとの間で話題に上る詩歌までも気になって、マップは三次元的にひろがります。

そしてまた、次の本との出逢いが待っているのです。


〈本を読む〉という日常がある幸せに感謝しつつ、2021年も、良い本を。

よみがえる昭和SFの残照 – 愛媛県美術館 真鍋博展

令和2年、2020年。

いまから20年前に亡くなったイラストレーター、真鍋博さんをご存じでしょうか。

その名を知らなくても、星新一さんや筒井康隆さんといった日本SF第一世代の作品や、海外SF・ミステリに親しんだ人ならば、その装幀やイラストを見るだけで懐かしく思うことでしょう。

真鍋さんは愛媛県新居浜市出身ということで、愛媛県美術館で回顧展が11月29日まで開催されています。

没後20年 真鍋博2020|企画展|展覧会|愛媛県美術館

1932(昭和7)年、愛媛県宇摩郡別子山村(現・新居浜市)に生まれた真鍋博はイラストレーションの世界を舞台に様々な作品を世に送りだしました。本展は、真鍋博の没後20年という節目の年に開催される大規模な回顧展です。真鍋が大学在籍中に制作した油彩画から、星新一や筒井康隆などの装幀の原画にいたるまで、約700点の作品群を展示いたします。1964年の東京オリンピックや1970年の大阪万博など、わが国…

10月31日には筒井康隆スペシャルトークも開催されるということで、それにあわせて訪れてみました。

(ただし、この記事では筒井さんの講演内容には直接触れていませんので、ご注意を)

 

GOTOトラベルキャンペーンを利用して、3年ぶりの四国・松山です。以前に訪れたときの記事はこちら。

新型コロナウイルス感染拡大防止として、愛媛県のゆるキャラ・みきゃんも〈3密せん!けん〉宣言です。

道後温泉本館はまだまだ絶賛保存修理中でした。

修理中は「道後REBORNプロジェクト」として、手塚治虫さんの「火の鳥」とコラボしたラッピングやプロジェクションマッピングが行われています。

本館前には火の鳥マンホールもあるので、現地に行かれる方は探してみてください。

真鍋博と手塚治虫。

ともに日本SF作家クラブに所属し、かたやイラスト・かたや漫画という形で、昭和SFの歴史に残る仕事をした二人。

その作品が、この令和の激動期に松山の地でよみがえることは運命的にも思えます。

 

さて、道後では愛媛県美術館の真鍋博展に連動して、セキ美術館でも関連展示が行われています。

道後温泉本館から駅へと延びる道後ハイカラ商店街、その中ほどにある〈にきたつの路〉を抜け、閑静な住宅街のなかにセキ美術館はありました。

印刷会社が母体ということで、真鍋作品の原画と印刷指示書、年賀状の色指定についての書簡なども公開されていて見ごたえがあります。

 

さて、いよいよ愛媛県美術館です。伊予鉄道市内線の南堀端電停で降り、お堀を橋で渡ります。

とても全容を写真におさめきれないほど広大な愛媛県美術館は松山城三の丸跡に建てられ、ロケーション抜群です。

11月6日までは設立50周年記念展が同時開催されています(真鍋博展の観覧券で入場可能)。

ちょうどガラスに反射して松山城が綺麗に見えています。

館内からも、ポスターと松山城を同時に写せる撮影可能スポットがあります。

 

二会場に分かれた展示は質量とも膨大で、ただただ圧倒されます。

さまざまな作品世界を体現したイラストにみえる色彩感覚と想像力。

細かい文字で書かれた分刻みのスケジュール帳からうかがえるマメさ。

 

PIEより刊行されている公式図録を兼ねた書籍「真鍋博の世界」を、じっくり読み返したいです。

 

そして幸運にも、とある展示を見ていたら講演前の筒井さんご一行がいらっしゃいました。遠巻きに拝見するだけで、どきどきが抑えられません。

講演もあらゆる意味で筒井さんにしかできない内容、かつてあこがれ見た昭和SFの残照がそこにある、夢のような時間でした。

 

擬人化フォントの学園生活 – フォント男子!

主にマンガ・アニメを中心としたカルチャーにおいては〈擬人化〉という表現手法があります。

実在の国や地域、商品、植物、はては細菌やら鉱物にいたるまで、あらゆる事どもを人(キャラクター)に見立てて、その特徴や個性を描き出すもの。

そしておそらく日本、いや世界初?のフォントを擬人化したマンガが、ヴァーニジア二等兵さんの「フォント男子!」です。

主人公はモリサワ学園に通うアンチックANくん。

マンガのフキダシによく使われるアンチック体をモチーフにしていて、組み合わせて使われることの多い太ゴB101が幼なじみと、フォントどうしの関係性が反映されています。

学園の名前からわかるとおり、フォントメーカーのモリサワが制作に協力しているため、生徒や先生もモリサワのフォントが勢ぞろいしています。

生真面目な明朝体のリュウミンくん、温和な丸ゴシックのじゅんくんなど、元になったフォントを知っていれば納得、知らなくてもキャラクターを思い浮かべるだけでフォントの名前を覚えられるようになるかもしれません。

2巻では街中(秋葉原)に出かけて看板に使われているフォントを見分けたり、いわゆる〈絶対フォント感〉を身につける授業が行われたりと、キャラクターと一緒になってフォントを学べる作品になっています。

KADOKAWA作品らしく「エヴァ」のフォントが「別の学校だけど」と匂わされる一幕も。これはフォントワークス学園とのライバル校対決があるのか、と思いきや2巻で完結というのが心残りですが、こんなふうにフォントを身近に楽しく学べる学園生活、あこがれます。

 

本をして語らしむる – 読書マップ(仮)のすすめ

おすすめの一冊は? という質問が苦手です。

それなりに多くの本を読んできていると、どうしても一冊に絞りきれません。

また、一冊の本に対して〈この本を読んだら、次はこちらもおすすめ〉というのも、本の著者だったり、テーマだったりとおすすめの切り口はいくつもあります。

つまり、本というのは点のように一冊で完結するわけでも、一直線に並ぶわけでもない、二次元の面的なひろがりのある世界なのです。

そこで、おすすめの本を平面のマップにする〈読書マップ〉(仮)を思いつきました。

〈本地図〜ほんちず〜〉とか〈書物の地平面〉とかいったネーミングも考えましたが、正式名称はそのうち考えます。

 

百聞は一見にしかず、さいきん読んだ本を中心に読書マップを作ってみました。クリック/タップで拡大します。

 

左上、読書マップのヒントになった斎藤孝さんの「偏愛マップ」がスタートです。

斎藤さんは自己紹介などに使えるツールとして、自分の好きなことをマップにしてみる〈偏愛マップ〉を提唱されています。

マップの書き方は自由なので、マップ自体にもその人の個性が出て面白いです。

ツールという切り口で、次の本は文化人類学者の川喜田二郎さんによる「発想法」。

フィールドワークやブレーンストーミングで得られた情報をまとめる手法として、本人のイニシャルをとった〈KJ法〉が有名です。

KJ法は「データをして語らしむる」という奥の深い手法で、カードとよばれるそれぞれのデータの相関を図解するだけにとどまらず、それをストーリーとして語る叙述化によってその真価を発揮します。

読書マップも、本と本との相関を語ることで、新たな物語が見えてきます。

 

どういうことか、マップをさらに広げていきましょう。

 

斎藤孝さんといえば「声に出して読みたい日本語」「呼吸法」など著作の多さで知られるため、同じく多作の作家・森博嗣さんを連想しました。

有限と微小のパン」は、とあるソフトウェア会社が長崎に設立したテーマパークを舞台にした初期シリーズ。VR(ヴァーチャルリアリティ)や人工知能など、20年前の作品とは思えない最先端の技術が描かれます。

シリーズのなかでよく出てくる数学的なモチーフから、加藤文元さんの「数学する精神」に線が延び、また舞台のモデル・ハウステンボスに錯視を利用した作品のあるエッシャーつながりで「ヒトの目、驚異の進化」にも線が延びます。

どちらの本からもつながるのは、数学者として、また「光学」などの科学者として有名なニュートン。実は彼は晩年、ロンドン造幣局の監事として、大がかりな贋金事件の真犯人を追っていました。「ニュートンと贋金づくり」はノンフィクションながら、まるでミステリー小説の名探偵のような論理の冴えが楽しめます。

 

左端に戻って、森博嗣さんと言えばメフィスト賞の第1回受賞者。同じくメフィスト賞を受賞し、森博嗣への影響を公言する西尾維新を置いてみましょう。

「贋金づくり」・古今東西の偽物や贋作を紹介した「ニセモノ図鑑」・そして西尾維新「偽物語」がニセモノという線でつながります。

「ヒトの目、驚異の進化」では人間の目が他の動物と異なる進化を遂げた過程が語られますが、ユクスキュルの〈環世界〉というキーワードで似たテーマを扱うのが生物学者・日高敏隆さんの「動物と人間の世界認識」。

日高さんと同じくネコ好きで有名な新井素子さんの「ダイエット物語…ただし猫。」には、西尾維新の「猫物語」にもヒゲ…線を延ばしておきます。

ネコの柄の違いを遺伝的に説明したのが「ネコもよう図鑑」。相変わらず図鑑が好きです。

猫本からはもう一冊、仁尾智さんの猫短歌「猫のいる家に帰りたい」(初版特典ちゅ〜る袋つき)を挙げておきます。

短歌といえば先月も紹介した松村由利子さんの「短歌を詠む科学者たち」ですが、これは短歌に魅せられた科学者の生涯を描いた本なので「ニュートンと贋金づくり」から線を延ばしましょう。

この本で紹介されている永田和宏さんと河野裕子さんのご夫妻は「北村薫のうた合わせ百人一首」にも登場していましたが、永田さんが科学者としても著名な方というのは「短歌を詠む科学者たち」ではじめて認識しました。これぞまさに「詩歌の待ち伏せ」でしょう。

北村薫さんといえば森博嗣「笑わない数学者」にも重要な解説文を寄せており、これで見事に円環が閉じました。

 

永田・河野夫妻による「京都うた紀行」は先日買ったばかりの未読本なので、今回のマップはここまで。

 

駆け足で紹介した〈読書マップ〉、いかがだったでしょうか。ぜひご自身の好きな本で読書マップを作ってみてください。

 

三十一文字の詩型に宿る、学究の理 – 短歌を詠む科学者たち

短歌という詩型に惹かれています。

 

たった三十一文字のなかに、驚くほど豊かな想いを宿すことができる。

そんな短歌に魅せられる人は、いわゆる文理の壁を超えて存在します。

深くかつ遠くきはめん天地の中の小さき星に生まれて(湯川秀樹)

「短歌を詠む科学者たち」第1章より

 

この世界の理(ことわり)を究めようとする物理学。

定形の言の葉に美を見出していく短歌という世界。

 

世界を記述する方法は異なっても、どちらも、シンプルかつ神秘的なバランスによって成り立つ美しさがあります。

 

この本では、いまは歌人として知られる斎藤茂吉さんも、大正時代に精神科医として研究を志しながら、病院の火災などによって断念したことが語られます。

また、細胞生物学の第一線で研究を行いつつ短歌結社の活動を続ける永田和宏さんなど、研究者と歌人を両立させている方の日常は驚異的ですらあります。

ねむいねむい廊下がねむい風がねむい ねむいねむいと風がつぶやく(永田和宏)

「短歌を詠む科学者たち」第5章より

 

学問そのものは純粋でも、それを取り巻く現実は、そして人の世界はあまりにも複雑で、ときに猥雑ですらある。

ひょっとしたら、そんな世界からこころを守るために、短歌という小さな世界はあるのかもしれません。