広島を代表するパン屋さん、アンデルセン

わたしの広島への偏愛を一方的にお伝えする不定期シリーズ(笑)。

今回は、ベーカリー・アンデルセンのご紹介。

 

デンマークの童話作家、アンデルセンの名前を冠したパン屋さん。

わたしのお気に入りは、デニッシュハート。一口サイズなので、少食でも安心。差し入れにもぴったりです。
名古屋だと松坂屋栄店の本館地下2Fなどに店舗があります。それ以外にも、たまに各地の百貨店の催事場で販売していたりするので、見かけたら要チェック!

ハート型のペストリー『デニッシュハート』 | ベーカリーアンデルセン

 

そんなアンデルセンの発祥の地が、そう、広島。

この本によると、広島ではじめてサンドイッチを売ったパン屋さんだそう。

本通の一角にあった、原爆の被害を受けた被爆建物を購入し、誕生した店舗が広島アンデルセン

 

お店のオープン当時、ショーケースと建物の構造上、対面販売が難しいという問題が浮上したそうです。

それを解決するために生まれたのが、セルフサービス方式

いまや、全国のパン屋さんで見られるこの方式が、そんな建築の都合ではじまったというのがおもしろいですね。

 

ちなみに、この広島アンデルセン、立て替えのため一時的に紙屋町に移転しているそうです。

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こちらの店舗はまだ行ったことがないのですが、ウェブサイトを見ると仮店舗という印象はまったく受けません。

次に広島に行ったときは訪れてみたいです。

パーティー&セミナーフロアもあるのですが、入れる機会があるかどうか(^^;

建て替え後も、建物の外壁は一部残るそうなので、こちらも再オープンが楽しみ。

 

パンだけでなく、広島の歴史もあわせて味わいたい、アンデルセンのお話でした。

Todoistを活用して、ブログの更新頻度が上がるかどうか試す

このブログをはじめて、三か月が経ちました。

 

実は、このブログの記事の作り方として、今まで変えずにきたことがあります。

それは、どんな記事を書くかは、基本的に当日に考えるということ。

もちろん、ブログをはじめる前から、コンセプト作りを兼ねて、おおまかにこんなことを書きたいということは考えていました。

けれど、実際に文章化するときには一気に書きたい性格なので(せっかちとも言う)、記事を書きためたりもせず、その日その日で更新していました。

 

この方法で良かった点は、ある程度気楽に書けるということ。

Twitterや他のサイトで気になったことがあれば、すぐに記事にできることもありました。

 

悪い点は、やはり更新頻度があまり上がらないということ。

三か月で47記事なので、ほぼ二日に一回。

とくに気になっているのは、買ってきた本を読んだら更新したいと思いつつ、なかなか読む時間が取れないと、それまで更新できないことですね。

 

人間の頭は一度に多くのことを考えるのに向いていないといいます。

他の話題で更新しようとしても、それ以外のことが頭にある状態では、どうしても集中できません。

 

また、フォントについても定期的に取り上げたいと思っていますが、どうしても資料集めに時間がかかるので、これも後回しになりがち。

 

ということで、これらの問題を解決するために、タスク管理を導入してみることにしました。

今回は Todoist を使ってみます。

Todoist Blog (日本語) | 500万人が利用しているTodoツールTodoistの日本語ブログです。

iPhone、Android、ブラウザ上、さまざまな環境でタスク管理ができるのが便利。

ブログのカテゴリーごとに、書きたい記事を登録していきます。

todoist_01

あくまで「書きたい」なので、必ず書くとは限りません(笑)

 

この日までに終わらせたいというものがあれば、スケジュール機能や優先度の設定をしておきます。

「毎週末」などと指定することで、定期的なスケジュールにすることも。

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いったん書いておけば、安心して「忘れる」ことができるので、他のタスクに集中できる、というメリットを期待しています。

これまでのように、気になるものが出てくれば、柔軟に予定を変更していくつもり。

 

もちろん、ブログ以外にも、やりたいことを登録しておけるので便利そうです。

 

しばらく使ってみて、狙い通りブログの更新頻度が上がるかどうか。自分でも楽しみです。

あなたにとっての「お気に入りの本屋さん」を見つけよう

本好きであれば、自分だけの「お気に入りの一冊」があるという人は多いと思います。

では、あなたにとって「お気に入りの本屋さん」はあるでしょうか?

 

ほしい本があれば、Amazonなどネットですぐに注文できる時代。

それどころか、電子書籍であれば、届くのを待ったり、引き取りにいく必要もなく、その場で読みはじめることだってできてしまう。

 

それでもわたしは、本屋さんに足を運ぶ理由はあると思っています。

 

わたしが行きたいと思える本屋さんには、とくに買いたい本が決まっていなくても、何かおもしろい本がきっとある、という棚があります。

本屋さんの棚は、ひとつとして同じものはありません。
もし、機械的に売上順で並べられていたとしても、その店の立地条件だとか、客層などが反映されることで、結果的に個性が表れます。

それだけでなく、店員さんが売りたいという思いが込められていたり、その店の強みを生かしたコーナーが作られていたりすることも。

最近では、チェーン店ではない街の本屋さんでも、個性的なイベントやフェアが行われていたり。

 

いわば、本屋という空間自体が、ひとつの物語のようなもの。

せっかく本を買うのなら、それを買う行為自体も楽しんでみるのはどうでしょう。

 

もちろん、お気に入りの本屋さんを見つける視点もひとつだけとは限りません。

お店の建物やインテリアが好き、というのでも。
子供の頃、よく本を買ってもらった思い出がある、というのでもいい。
店員さんが素敵、というのだって、いいのではないでしょうか。

あなたの住んでいる街にも、あるいはよく訪れる場所にも、きっと、お気に入りの本屋さんが見つかるはず。

 

ちなみに、お気に入りの本屋さんを、知り合いといっしょに訪れてみるのもおもしろいです(^^)

自分ならふだんスルーしてしまうような棚に目をつけたり、あるいは本の選び方に、その人の個性が表れていたり。

また新しい視点に気づけると思います。


内向型だからこそ、踏み出すことで世界が変わる – 一歩を踏み出すための道徳

内向型人間には外向型人間にはない強みがある。だから、そのままでいい—。

そうはいっても、引っ込み思案のままでいては、強みを生かすこともできないのでは?

変わるべきところと、変わらなくてもいいところ、それぞれあるのではないか。

 

わたし自身、そういう思いで揺れ動きつつ、なかなか考えがまとまらずにいましたが、この本で、それに対する答えを見つけることができました。

ほんとうの書名は「一歩」ですが、Amazonでは「1歩」になってしまっているのが残念(笑)

それはともかく。「道徳」というとなんだか堅苦しい印象を受けますが、中身はまったくそんなことはありません。

著者は長年小学校の先生をやられていた方なので、あえて「道徳」という言葉を使ったのだと思います。

もちろん、小学生のためだけの本ではなく、大人が読んでも多くの学びを得られます。

 

「はじめに」では、内向型と外向型のことがとてもわかりやすくまとめられつつ、冒頭の疑問に対する答えが語られます。

「今のままの君でいい」という言葉。

それは内向型という性向(性分)に対しては、たしかに正しい。
けれど、それを自分の状況を変えない、行動しない言い訳にしてはいけない。

 

では、どうやって一歩を踏み出すか。
それには大きく分けて「やる気」と「勇気」が大切になります。

「やる気」は向こうからやってくるものではなく、こちらから迎えに行くもの。

たとえば、本を読む気が起きなくても、数行だけでも読み始めてみる。

文章を書きたくないと思っても、とりあえずパソコンに向かってみる。

そうすれば、いつのまにか熱中しだすもの。
それを続けていけば、習慣化することもできます。

 

「勇気」も同じで、思い切って自分の心に「火をつける」。

とくに、内向型にとっては、不安や考えすぎが先に立って「火を消す」ことを選びがち。

でも、それは人生の中で出会う分かれ道かもしれません。

無数の分かれ道の中で、火を消す道を進むのか、火をつける道を進むのか。

それによって、まったく違う人生が待っているとしたら。

ちょっと恐ろしい気もするし、ワクワクする気もしますよね。

 

一度しかない人生。

もし、その最後に「もっとおもしろいことをやっておけば良かった」と思うのだとしたら、本当に取り返しのつかない後悔。
それを思ったら、いま一歩を踏み出すことは、なんでもないこと。

それが、この本で言うところの「先取り後悔」。

どうしてもポジティブになれないのなら、むしろもっと悪い状況を考えて、そうならないようにする。これもひとつの考え方だと思います。

 

本の後半は、人とつながる、社会と関わって生きるための章。

これもまた、内向型だからこそ実感することでもあるのですが、長くなったのでまたの機会に。

 

今日からさっそく一歩を踏み出すことで、明日からきっと、世界は変わる。