めぐりくる春と、青春と。

sakura_2016

4月になり、桜も満開の中、新しい生活がスタートした方も多いと思います。

学生の方は、来週から入学式、始業式ですね。

 

ところで、学生といえば青春時代という言葉が思い浮かびますが、なぜ「青い春」なのかご存知でしょうか。
これは、中国の五行説に基づいています。

詳しく紹介されているサイトはたくさんあるので、簡単にいうと、自然界は木・火・土・金・水の五要素から成り立っているとする考え方。

それぞれの要素に、色や方角など、さまざまなものが割り当てられています。

gogyo
そこで、ともに同じ要素に割り当てられている色と季節とを組み合わせると、熟語ができます。

青春朱夏白秋玄冬

でも、「青春」以外はなんだかなじみがないですね。

白秋は「北原白秋」以外に聞いたことがないですし。玄冬はそんな名前の出版社が…ってそれは「幻冬舎」でした。漢字が違います。

ことほどさように、日本人は「春」が好きなのだということかもしれません。
そういう私も好きですけどね。

 

人生の中で春に当たる、青春時代。春機発動期。

 

けれど、季節はめぐり、五行も循環するように、青春が一度だけとは限らないのではないでしょうか。

 

マネジメントにおいてPDCAサイクル(Plan-Do-Check-Action)というものがありますが、これもサイクルをどんどんまわすことで、常に改善を進めるという考え方。

  • Plan – 新しいことをはじめる春。
  • Do – それが定着し、すくすく伸ばす夏。
  • Check – そして収穫、実りの秋。
  • Action – 得たものをもとに、改善する冬。

もちろん、ちょうど季節単位でサイクルがまわるとも限らないのですが、なんとなく、しっくりくる気がしないでしょうか。

 

環境が変わったり、新しい人との出会いがあったりする春。

それが、あなたにとって、何度目かの青春時代の訪れかもしれません。

ダイナコムウェアのWebフォントサービス「DynaFont Online」

ダイナコムウェア株式会社は、同社が展開するDynaFont(ダイナフォント)シリーズをWebフォントとして使用できるWebフォントクラウドサービス「DynaFont Online(ダイナフォントオンライン)」の提供を2016年3月29日(火)から開始しました。

情報源: ダイナコムウェアもWebフォントサービス開始「DynaFont Online」 ● type.center


 

今回もWebフォントの話題です。
ダイナコムウェアが、Webフォントサービス DynaFont Online を開始したそうです。

以下のページに、DynaFont Onlineの特徴が説明されています。

DynaFont Online のメリット|Webフォント のご紹介|DynaFont Online

個人・ブロガー、Webデザイナー、プログラマーといった使用者のニーズに合わせた、Webフォント導入のためのツールが紹介されていて、わかりやすいです。

非商用なら、30日間無料体験可能。

 

さて、このサービスでも提供される、DynaFontについて。
他のフォントとの見分け方も簡単。「DF○○」というフォント名なら、DynaFontだよな! と憶えてください。

明朝体・ゴシック体といった基本的なフォントはもちろん、漫画や小説のタイトルロゴで使われるような個性的なデザイン書体も豊富です。

たとえば、DFP優雅宋

ストロークの先端と末端に花文字のような装飾が施されているのがかわいい。
羽海野チカさんの作品「ハチミツとクローバー」のタイトルロゴにも使われています。


 

映画版やアニメ版の公式サイトは、さらに刺繍のような装飾のロゴになっています。

ハチミツとクローバー

 

あとは金文体有名ですね。

 

今回はDynaFont Onlineの紹介でした。

ますますWebフォントの選択肢が広がって、いろいろなサイトで見かけるようになるのが楽しみです。

ウェブページに使われているフォントを調べるツール WhatFont

以前 Web Font の使い方について説明しました。

ところで、あらかじめ使いたいフォントがわかっていればいいのですが、フォントの種類が多すぎて憶えられない、という人は多いと思います。

また、訪れたウェブサイトで、なんだかいいな、と思ったフォントがあったとして。
それが何という名前のフォントなのか知りたくても、調べるのは手間ですよね。

今回は、そんなときに便利な、WhatFont Toolのご紹介。

WhatFont Tool – The easiest way to inspect fonts in webpages ” Chengyin Liu

 

ブックマークレット、Chrome、Safariの機能拡張として提供されています。

Safariの場合、インストールするとツールバーにアイコンが追加されます。

クリックするとフォント検索モードに入り、カーソルを当てたテキストのフォントが自動的にポップアップされます。

Screen Shot WhatFont Mac

ちなみに、↑はフォントや文字に関するいろんな情報が集まった type.center というサイト。
いろんな種類の Web Font を駆使して作られているので、見ているだけで楽しいです。
このツールは iPhone アプリ版もあります。

こちらもSafariの機能拡張として使うので、最初にアクティビティを有効にしておきます。

Screen Shot WhatFont iPhone 1

 

調べたいテキストをドラッグして選択しておいてから、WhatFont をタップすると、フォント情報が表示されます。

Screen Shot WhatFont iPhone 2  Screen Shot WhatFont iPhone 3

 

ぜひ、お気に入りのフォントを見つけてください!

マシュー・カーターのTEDプレゼンテーション「書体デザインの奥深い世界」が NHK Eテレで放映

NHK Eテレの「スーパープレゼンテーション」に、マシュー・カーターが登場。加えて放送ではヨーロッパで活躍する日本人書体デザイナーへの取材も行ったとか。書体デザインの奥深い世界とその魅力を伝えます。

情報源: マシュー・カーターのTEDプレゼンテーションがテレビ放映 ● type.center

 

明日 2016年3月23日の放映ということで、ご紹介。

WindowsやMacに搭載されている「Verdana」などのフォントを作ったデザイナー、マシュー・カーターさんによるプレゼンテーション、楽しみです。

 


以下、放送後の感想です。

 

マシュー・カーターさんのTEDプレゼン、そして日本人書体デザイナー・小林章さんのインタビューでした。

 

フォント(書体)作りは工業デザインのようなもの、という発言が印象的です。

 

ふだん何気なく目にしていて、気に留めなければ、それが誰かが作ったものとさえ思わない。
けれど、無意識のうちに、なじみやすさとか、使い勝手の良さに関わってくるもの。

そこに、しっかり使い手のことを考えてデザインされものと、いい加減に作られたものとの違いが現れる。

日本でいう「ものづくり」の精神にも通じるのでは。
プレゼンテーションでも紹介された「Vernada」(サンセリフ体)と「Georgia」(セリフ体)は、まだまだ現役ですね。

パソコン(とくにWindows)を使う方は、憶えておいて損はないと思います。

Verdana

Georgia

 

たとえ日本語の資料を作っていても、英語の単語や文章が出てくるところだけは、MSゴシックメイリオではなく、Vernada を指定しておくと、見栄えが違ってきます。

WindowsとMacの両方に搭載されている数少ないフォントでもあるので、どちらの環境でも作業するときにも便利。

 

活版印刷、写植、コンピュータ。それぞれの技術の発展に応じて、新しいフォントが作られ、あるいは廃れていきました。

そして、これからもきっとそれは続くでしょう。

人類がコミュニケーション手段として、文字で書かれた文章を必要とするかぎり。

 


欧文書体を楽しむならこの一冊。
マシュー・カーターさんのデザインしたVerdanaや、電話帳用フォント・Bell Centennial をはじめ、さまざまなフォントを写真付で紹介。

みなとまちをフォントの視点で楽しむ – アッセンブリッジ・ナゴヤ 2016 プレイベント

私が暮らす愛知県名古屋市では、まちづくり・アートイベントなど、まちとひとが関わる、いろいろな取り組みが行われています。

いろんなイベントを見つけては、いろんな街に行っているのですが、そのときにも「フォントの視点」をもつと、さらに違った楽しみ方ができます。
今回は、名古屋港付近で行われている、Assembridge NAGOYA(アッセンブリッジ・ナゴヤ)をご紹介。

アッセンブリッジ・ナゴヤ 2016│Assembridge NAGOYA 2016
2016年秋の本イベントに向けて、プレイベントが開催されたので行ってきました。

 

地下鉄の築地口駅を下りてすぐの商店街。

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今はなき三洋電機のロゴ、かわいい「sailors」の三角屋根など、見どころたくさん。

 

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良い丸ゴシック。

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良い明朝体。

 

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襲名式。

おそらく、もともと丸ゴシックの縦書き看板があって、そのあとで角ゴシックの横書き看板が取りつけられたのだと思われます。

丸ゴシックの看板も残しておいてくれてるのが嬉しい。
そのうち、見られなくなってしまうかもしれませんが…。

 
最後に、今回の総合案内所、港まちポットラックビル。

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まちづくり活動の拠点となっているこの建物は、かつては本屋さん・文房具屋さんだったようです。

忘れ形見のように、その記憶が刻まれていました。

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写真を撮るのを忘れましたが、ボタン店を改装したギャラリーでは、ZINE(ミニコミ誌)の展示もあり、フォントを題材にした作品もありました。

 

まちの移り変わりをずっと見つめてきた、街中のフォント達でした。